“速報性”を求める投資家のためのデータ
『日証金データ』

『銘柄別融資・貸株残高』

このデータは、日証金(日本証券金融株式会社)における、信用取引の信用売り、信用買いを融通した分の残高を反映したデータです。

融資残

日証金にて取り扱う全ての銘柄(東証、大証、ジャスダック……)の前日の信用売り(融資株)・信用買い(貸株)の新規分と処理分、そして残高を一覧表の形で提供しています。

このデータは東証のものと異なり、日証金融通分のみのデータであり、それぞれの銘柄の市場全体における数を正確に表していません。

しかし、唯一の“日次データ”として、そして東証とその他の市場全ての銘柄の状況を見ることのできるデータとして、売残・買残に“速報性”を求める投資家にとって、この日証金の残高データは必須の情報となっています。

特に重要なのが、
「ある銘柄が急騰(または急落)した際、翌日に発表される当日の信用売残・買残の状況を見るとき」
です。

その急騰・急落を受けて、売残・買残がそれぞれどのような動きをしたのか?
急増したのか?急減したのか?
その増え(減り)幅は、大幅であったか、小幅で限定的であったのか?
などを見る際に、唯一参考となるデータなのです。

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『注意喚起及び申込停止措置等一覧表』

信用規制の状況を示す、これまた非常に重要なデータです。

規制

信用規制は市場において過熱感のある激しいやり取りのある銘柄に対して、その状況是正のために発動されるものです。

しかし、しばしばその規制自体が更なる高騰・急落を引き起こすことも多く、この規制が発動される銘柄だけを狙ってくる投資家もいるほどです。

特に“新規売り停止”が発表された翌日から発動されるということになると、その銘柄は“発表された当日から”急騰、そして連日ストップ高になることもあるので、こちらも注目を集めるデータです。

内容としては、規制の内容と施行日がそれぞれの銘柄で一覧となって発表されます。

基本的にこちらも日次のデータですが、日によって発表が遅れたり、発表次回が延期(?)になることもよくあります。

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品貸料一覧

このデータも品貸料(逆日歩)を日次で確認できるものとして、大変注目を集めます。

品貸料

品貸料(以下逆日歩)とは、空売りの横行などで、市場に“売り物”が不足した際に、空売り分の株を用意するために、大口株主や機関投資家に株を借りて捻出するのですが、その際にかかる金利のことです。

この逆日歩は、その銘柄に空売りを行った投資家、つまり、逆日歩がつく前に空売りを行っていた売り方もついた後に新規で空売りする売り方にも、保有している建玉に応じて等しく課されます。
詳しくはこちら
↓↓↓
YOMIURI ONLINE 投資講座「逆日歩って何?」

逆日歩は日々、入札によって値が決められており、日証金の品貸料のデータは、それをチェックするために必須のデータとなっています。

証券会社の各銘柄情報の逆日歩の数値は、この「品貸料一覧」をもとにしています。
それ自体が“株不足のサイン”として、買い方は出動準備、売り方は撤退準備。

この逆日歩も、「逆日歩戦」といって、それだけで勝負している投資家もいるほどです。

またこの逆日歩がつくこと自体が“株不足のサイン”であるため、買い方にとっては、買いの出動準備、売り方にとっては撤退準備のバロメーターとしても使われます。

しかし実際は、逆日歩がついても、その値自体が小さく、微々たるものである場合も多く、また慢性的につき続けている銘柄と多いために、“見極め”と“経験”が必要とされるものでもあります。

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